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外付けハードディスクの論理障害のデータ復旧について
外付けハードディスクと呼ばれる機器があります。
パソコンで最も使用される規格であるUSBに対応した記憶媒体です。
通常のハードディスクはパソコンの内部に取り付けられており、筐体カバーを取り外さなければ外す事が出来ません。
しかし外付けハードディスクは筐体の外部にあるUSBポートへケーブルを差し込むだけで使用可能です。
そのため通常のハードディスクよりも扱い易い事で知られています。
現代ではパソコンで作成した成果物やバックアップデータを移動させる事が多く、メールソフトやアップロードサーバーが不要な外付けハードディスクは重宝されているのです。
■外付けハードディスクのリスク
外付けハードディスクは通常のパソコンと違って、基本ソフトがインストールされていません。
特別な機能を除けば接続先のパソコンの基本ソフトに依存して動く仕組みです。そして大きな容量のデータのコピーや移動が何度も行われます。
ある意味では基本ソフトが動いているパソコン内部のハードディスクよりも大きな負担が生じているのです。
そのため稀にデータの読み書きを行っている時、ファイルデータが損傷してしまう事があります。
現代のパソコンは高スペックになっている事もあり、外付けハードディスクに対してコピーや移動を行いながら本体のパソコンを操作する人がいるからです。
並列作業にもパソコンは対応出来るように設計されていますが、それが推奨されているわけではありません。
ハードウェアや基本ソフトの不可が大きくなれば、ファイルデータに不備が生じてしまうのは道理です。
■ファイルデータの損傷は復旧可能
ハードディスク内部のファイルが壊れてしまうと、アクセスする事が不可能になります。
しかしファイルにアクセス出来ないだけならば慌てる必要はありません。
外付けハードディスクにはデータ復旧機能が備え付けられている事があるからです。
それを起動する事によってデータ復旧を行える可能性があります。
ハードディスク本体が壊れてしまう物理障害よりも、ファイルの損傷は軽微な問題です。
中にはハードディスク本体が論理障害のデータ復旧に対応出来ない製品もあります。
その場合には市販されているデータ復旧ソフトを利用するのも手段の一つです。
データ復旧ソフトは有償提供されている分、無償のソフトよりも高い解決能力を期待出来ます。
問題があるとすればデータ復旧ソフトの効果は、使用してみるまで分からないという事です。
しかし最近では短い期間だけお試しソフトも登場しているので、それを探してみるという手段もあります。